「作画崩壊」と呼ばれるものについて考える。
- 矢野敏夫
- 2017年2月25日
- 読了時間: 1分
僕は金田伊功さん(アニメーター)の作画が凄い!と思って育ってきた世代?なので、アクションシーンの作画に誇張や表情の歪み、パースの崩れがあって当たり前(むしろ無いほうがおかしい)と思います。 しかし、後のアニメ世代では「顔の表情が極端に歪むこと」を作画崩壊と呼んでいることに違和感を感じていました。 youtubeなどで作画の良い部分のみをまとめてくれたMADはとてもありがたくて好きでよく見るのですが、凄く動きが良くても表情が人形みたいに綺麗なまんま、というのがとても気持ち悪いです。 「敵と戦っている時に、顔だけ涼しい」ってやっぱり変で、必死なんだから顔も歪むし、攻撃を避ける、重い岩を持ち上げる、といった動きにはプロポーションの誇張やコマ送りのバラつきがあって当たり前だと思います。 そういう意味で「作画崩壊」と言うことばによって損なわれた絵師の技があるように思いますし、CGになってからますます失われたと感じています。 というわけで、氷川竜一さんが「ブライガーのOP」のコマ送りの説明をしてくださっています。(あのフィルム欲しい・・・)
















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